女の子だから、みんな同じような生理がきていると思ったら
大間違い!!
生理って、同じ女性に起きるものだけれど、とても個人差があるもの。
だから
- つらい
- 痛い
- しんどい
って、個人の感覚なので定量化することが難しいんです。
39℃の熱だって、友人の熱っぽい(平熱35℃台)と私の熱っぽい(平熱ほぼ37℃)では体感が全然違います。
というわけで今回は、生理の感覚を医療の数字にあてはめ、正常範囲かどうかを考えてみます。
あくまでも目安なので
・やった!正常値内だからこのまま放っておこう
・あぁ…異常ってことは病気?私、患者なの?
なんて早とちりしないでください。
心配ならば、婦人科を受診しましょう。
正常な生理に関する数字はこちら
期間: 3日〜7日
周期:25日〜38日
出血量:20ml〜140ml(月経期間全体で)
この期間、周期、出血量が正常範囲外の場合、診断のつく病気が隠れている可能性もあります。
生理の期間の正常って?
上記の正常期間よりも短い(2日間以内)ものを過短月経(かたんげっけい)
反対に、長い場合(8日以上続くもの)を過長月経(かちょう月経)と言います。
生理周期の正常って?
上記の正常周期よりも早く生理がくる人は、頻発月経(ひんぱつげっけい)
反対に、上記よりも遅くくる人は希発月経(きはつげっけい)と言います。
また、3ヶ月以上生理がこないことを無月経と言います。
無月経に関しては、生まれつきの内分泌疾患(ホルモンの病気)が隠れていることもあるので、注意してください。
経血量の正常って?
普段、経血(生理の時に排出される血液)の量なんて気にしないかもしれませんが、これも生理の大事な要素のひとつです。
経血量の少ないもの(20ml以下)を過少月経、経血量の多いもの(140ml以上)を過多月経と言います。
自分の経血量なんてわからない!という人が多いと思いますが、経血を吸収したタンポンやナプキンをはかりで測る方法もあります。
その点、月経カップは自分の経血量を知るのに一番優れたアイテムと言えますね。
かなり抵抗があるかもしれませんが、特に出血量多すぎかも?と心当たりがある人は一度試してみても良いかもしれません。
ラップやビニール袋にいれればなんとか可能かと思います。
まとめ
以上、正常な生理に関する数字をまとめてみました。
正常から逸脱しているものがすべて病気だとは限りませんが、病気が隠れていることもあります。
気になる方は婦人科を受診してください。