自分のために、生理を正しく知ろう正常な生理って、そもそもどんなもの?

一般的に言われている生理という言葉。
実は、医学的には生理のことを月経(げっけい)と言います。

本来ならば、涙が出る・唾液が出るのも生理現象だからです。

ですが、今回は一般的に認知度の高い生理という言葉を使って説明していきます。

 

生理ってなに?

生理とは、赤ちゃんを育てるために必要な胎盤(たいばん)という部分が子宮から脱落し、膣を通して体外に排泄される現象のことを言います。

約1ヶ月(28日周期)のペースでおこります。

この胎盤が血液でできているので生理=子宮から出血する現象とされています。

もし、妊娠して着床(受精した卵が胎盤にくっつく状態)した場合、卵にとってのベッドである胎盤が流れたら大変なのでそのまま残存します。すると、生理が止まります。

いわゆるドラマでよくある「あれ…生理きてない…(妊娠したかも?)」というセリフになるわけです。

 

生理って、どんな周期でやってくるの?

多くの人が28日(くらい)の周期で生理になります。

「14日(くらい) → 排卵日 → 14日」で1ヶ月のイメージです。

排卵してからの14日はだいたい個人差がありませんが、生理が終わってから排卵日までの間は個人差が大きいと言われています。
そのため、これが生理周期の日数に大きく影響するんです。

例えば、生理周期が35日の人。
これは生理が終わってから排卵までの間が21日前後ということになります。

たまに、生理がこない方が身体もラクだしそのままでいいや!という人もいますが、毎月来ない人はなんらかの問題が起こっている可能性が高いです。生理は毎月やってくるのがデフォルト!

ちなみに、私は就職時のストレスで半年以上、生理が止まった経験があります

もう、生理という存在を忘れていたんですよね、忙しすぎて。
久々に受診した婦人科でこってり怒られました。

 

いわゆる生理の正常って、なに?

生理の基本的な情報
  • 期間: 3日〜7日
  • 周期:25日〜38日
  • 出血量:20ml〜140ml(月経期間全体で)
    ※あくまで目安にしてください。

この期間、周期、出血量が正常範囲外の場合、病気が隠れている可能性もあります。

 

生理痛や生理前のイライラは病気なの?

あなたがつらいと感じたら、それは病気かもしれません。
症状が深刻になる前に婦人科を受診しましょう。

昔のように、生理に関する不快なことは我慢することが美徳!なんて思わなくて大丈夫。

病院は、病気の人が受診するところでもありますが
健康な人が健康であることを確認する場でもあります。

なんでもなかったらそれでいいんです。
現代を生きる女性たちはたくさんの役割とタスクを抱えています。

自分にとってつらい症状やしんどい状況はできるだけ回避して、そして緩和していきましょう。

ちなみに、生理に出現する諸々の症状をPMS(月経前症候群)、生理に出現する症状を月経困難症と言います。

 

PMS(月経前症候群)とは

月経前3日〜10日の間に続く精神的・身体的症状で、月経発来とともに減退ないし消失するものを言う。

病気が見える 婦人科・乳腺外科 p.36 より引用

具体的な症状は

  • イライラ、怒りっぽい、抑うつ状態
  • 頭痛やむくみ、胸の張り
  • 腹部膨満感(お腹がなんか張った感じになる)

心当たりのある方、多いのではないでしょうか。

月経困難症とは

月経に随伴して起こる病的症状で、日常生活に支障をきたし治療の対象となる場合をいう。
月経直前あるいは開始とともに症状が出現し、月経終了前あるいは終了とともに消失する。

病気が見える 婦人科・乳腺外科 p.37 より引用

具体的な症状は

  • 下腹部痛
  • 腰痛
  • 腹部膨満感(お腹がなんか張った感じになる)
  • 悪心(なんか気持ち悪い)
  • 頭痛

 

他にも、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が隠れていることもあります。

症状が気になる方は早めに婦人科を受診してください。

 

参考・引用文献

ナースあさみ

看護師
ナースあさみ

この記事を書いた人

看護師10年目のアラサーナース。消化器外科内科6年、整形・内科混合病棟4年目。医療倫理や緩和ケアも好き。低用量ピル服用も10年目。特にトラブルなく過ごしています。